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睡眠を短縮することの危険性

 

睡眠を短縮する方法が、自己啓発書やヨガの本などに書かれています。
いわゆる3時間睡眠法ですね。

ビジネスマンなどは、夜遅くに帰宅してから、資格試験の勉強に励んでいる方も多いと聞きます。そうすると睡眠時間を削って、なんとかして勉強時間を作る必要があります。短い睡眠でも平気な”短時間睡眠法”を求めるのは、自然の成行きかもしれません。

しかし、むやみに睡眠を短縮してしまうと、心身に重大な病気を引き起こす危険があることを知っておく必要があります。

睡眠を短縮すると、レム睡眠が減少する

ご存じのように人間は、レム睡眠とノンレム睡眠を90分周期で1セットとし、それを一晩のうちに4〜5回ほど繰り返しています。レム睡眠は浅い眠りであり、記憶の整理や、うつ病を予防する役割があります。いっぽうノンレム睡眠は深い眠りであり、大脳を休めたり、体の修復作業が行なわれる時間帯。このときに成長ホルモンが分泌されて、免疫力を向上させたり、傷んだ細胞を修復するのです。

ノンレム睡眠は寝始めの3時間に多く現われます。
いっぽうレム睡眠は、長い時間寝ることでしか補充することができません。睡眠を短縮すると、3時間までなら、体を修復するノンレム睡眠を取ることができます。大脳も、最低限は休めることができます。

ただし睡眠の短縮は、記憶の整理や精神疲労を回復させるレム睡眠が、決定的に不足します。そうなると、勉強しても記憶の定着が悪くなったり、能率自体が落ちる可能性があります。またストレスに弱くなったり、うつ病になってしまう危険性を秘めています。

多少の睡眠不足は、昼寝や電車のなかでの居眠りで補えばいい、というかもしれません。しかし短い仮眠は、いきなりノンレム睡眠に入っていきます。つまり大脳の休息や免疫力の増強にはつながるかもしれませんが、精神疲労の回復にはつながらないのです。昼寝で1時間くらい寝れるのなら、話は別ですが・・・。

しかし昼に寝すぎると、今度は夜に寝付きにくくなる不眠症になったり、夜の眠りが浅くなる危険があります。やはり、日中はできるだけ覚醒度を高め、居眠りする場合でも1回を15分程度で切り上げた方がよいのです。

別の方法を考える

睡眠を短縮する方法を考えるよりは、まずは十分な睡眠時間を確保することを考えた方がいいように思います。それとともに大切なことは、睡眠の質であり、深い眠りです。熟睡感を増やすには、日中の疲労度、覚醒度を高めることです。ウォーキングや筋力トレーニングなどの運動を取り入れることによって、それは可能になります。そうすれば6時間くらいの睡眠でも、寝不足感はなくなるのではないでしょうか?

ちなみに睡眠を短縮せずとも、試験勉強を効率よく進めていく方法があります。
たとえば本を読むスピードを上げる速読法を習得するなどですね。そのほか効率的な勉強法を解説している書籍が販売されているので、参考にされることをおすすめします。急がば回れという格言があるように、確実に結果を出したいのなら、まずはゆっくりと睡眠を取った上で、勉強などに打ち込むべきでしょう。

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